2016凱旋門賞馬ファウンドが日本のエリザベス女王杯に!? 「肩透かし」の可能性大も、期待を持ってしまう「要素」はかなり多く……
スノーフェアリーは、厩舎こそ違うもののファウンドと同じアイルランド馬。連覇した事実を踏まえれば、陣営も前向きになる可能性もあるかもしれない。
さらに、そのスノーフェアリーに騎乗していたのは、ファウンドの主戦騎手でもあるR.ムーアだ。日本でも大活躍の英国を代表する名手が仮に進言すれば、日本遠征があってもおかしくはないのでは……。
理由はまだある。先述のように、秋の欧州馬は日本ではなく米国のブリーダーズカップに進む可能性が高いわけだが、ファウンドは昨年、すでにブリーダーズカップターフを勝利している。米国よりメンバーが易しい可能性の高いエリザベス女王杯を「確実に」取りに来る選択があってもいいはずだ。
以上のように、ファウンドが日本を訪れる可能性は他の海外馬よりはある、と考えることもできる。実際のところは厳しいかもしれないが、もし出走を決めてくれれば秋競馬の一つの大きな楽しみが増えるのも事実。一ファンとしてはぜひとも実現してほしい。