JRAアーモンドアイ「次走安田記念」の可能性濃厚!? 「普通にいけば」国枝師が示唆、その後の宝塚記念の可能性は?
同馬はドバイターフに向け、現地で順調に調整を進めていたが、22日に急遽ドバイ国際競走の中止が決定。国枝師はドバイへ向けて出発しようとしていた直前の渡航キャンセルだった。
アーモンドアイは現在もドバイに滞在している。国枝師の説明によると「27日に出国できるのではと聞いているがはっきりしない。出国日も定まっていない」とのこと。帰国して検疫を受け、「普通にいけば、安田記念だろうね」と、昨年に続き安田記念への出走を示唆するコメントを残した。
そこで気になるのは今後のローテーションだ。昨年の春はドバイターフを勝利した次走、安田記念に出走した。ダノンプレミアムとの初対決にも注目が集まったが、ロジクライの世紀の大斜行の被害に遭い、3着に敗れた。その後、ファン投票1位となった宝塚記念(G1)は回避している。
今年は予定していたドバイターフを使わなかったことで、仮に安田記念後にもう1戦があるのかにも注目が集まる。
昨年の宝塚記念回避は、C.ルメール騎手が同じく主戦を任されていたレイデオロが出走するためではないかといった声もささやかれたが、今年はどうだろうか。
「昨年のレイデオロ同様、今年はもう1頭のお手馬であるサートゥルナーリアが、宝塚記念への出走を表明しています。
ルメール騎手は、『僕にとってはアーモンドアイが一番。それ以上に大事なものなんてない』と、公言しているほどアーモンドアイへの思い入れは強いです。
しかし、すでにサートゥルナーリアの出走の見込みが高い以上、アーモンドアイ出走の可能性はかなり低いと思われます」(競馬記者)
昨年、天皇賞・秋(G1)と有馬記念(G1)の2戦はサートゥルナーリアにC.スミヨン騎手、アーモンドアイにルメール騎手がそれぞれ騎乗して対決が実現した。再び2頭が相見える可能性はあるだろうか。
アーモンドアイ陣営の今後の動向から目が離せない。