JRAを代表する「万馬券男」江田照男騎手、驚異の大復活!? 2020年、明確に浮かび上がるエダテルの「狙い所」とは
競馬界きっての“穴男”に復活気配が漂っている。
美浦のベテラン・江田照男騎手(48歳)。2000年のスプリンターズS(G1)を最低人気のダイタクヤマトで勝利し、また98年の日経賞(G2)を単勝355.7倍だったテンジンショウグンで優勝。さらに12年の日経賞を12番人気のネコパンチで勝つなど、数々の伝説を残す“穴男”として競馬ファンにはおなじみの存在だ。
2015年以降、乗鞍と勝ち星が減少傾向だったが、昨年はカイザーメランジェで函館スプリントS(G3)を勝ち、7年3ヶ月ぶりに重賞制覇を達成。さらに勝ち星も前年を上回る18勝をあげるなど、復活気配を醸し出していた。
「今年も好調をキープしているようで、すでに8勝をあげて前年を上回るペースで勝ち星を量産しています。そして江田騎手らしいのが、1月6日の中山競馬場で行われた初茜賞(ダ1800m)で4番人気のカナシバリで勝ったのを皮切りに、現時点まで1番人気の馬では勝ち星をあげていない点ですね。
人気薄の馬での勝利が多いため、単勝回収値は驚きの161を記録。さらに複勝回収値も96と高い数字を叩き出しています。先週も9番人気の馬で勝利をあげ、3連単462,090円の高額配当の立役者となってくれました。
8勝はすべてダートレースであげていて、そのうち7勝が中山競馬場。もともと中山巧者として名を馳せていましたが、中でも今年はダートでの活躍が光りますね。中山競馬場のダートでは、江田照騎手に注目しておいても損はなさそうです」(競馬誌ライター)
穴男としての辣腕を振るっている江田騎手。今年はまだダート重賞での騎乗はないが、機会がやってくれば、また“穴男”として新しい伝説を作ってくれるかもしれない。今年は「穴男・江田照男」に期待したい。