JRA桜花賞(G1)栗東から「レシステンシア完全復活」との一報が!? リアアメリア、ウーマンズハートの「とっておき情報」も……
12日に阪神競馬場で開催される桜花賞(G1)。牝馬クラシックの開幕戦に向けて、出走馬を管理する陣営は慌ただしい日々を送っている。今回はその合間を縫って、栗東の関係者たちから伝えられた(極秘)情報をお届けしよう。
2歳王者・レシステンシア(松下武士厩舎)は、前走の敗戦を糧に勝利を狙う。
前走のチューリップ賞(G2)では単勝1.4倍の1番人気だったものの、まさかの3着。鞍上の北村友一騎手は「休み明けで力んでいた」と明かし、「一度使ったことで、次は落ち着いて良くなると思います」と次走に期待をしていた。
「最終追い切りは、坂路で武豊騎手を背に自己ベストとなる4F49秒5の猛時計。陣営は『並の馬ならこの時計は明らかにオーバーワーク。だけど、武豊騎手もさほど強く追ってませんし、稽古後もテンションは上がっていませんでした。他とは比較してはいけないレベルにいますよ』とニンマリ。搭載しているエンジンが、3歳牝馬の域を超えていますね。
前走は緩い流れとなり、決め手勝負で敗れました。ですが、スタッフも『あれでこの馬のスタイルがはっきりした。(阪神JFのときのように)淀みない流れを作るのが、持ち味をフルに発揮できる条件』と明かしています。今回は逃げ宣言をする馬もいるため、『何が何でもハナというわけではない。外枠だし、自分のペースで運んで早めに抜け出せば問題ないです』と自信たっぷりでしたよ」(栗東関係者A)
2歳女王に死角はナシ!?
巻き返しを誓うリアアメリア(中内田充正厩舎)。
満を持して臨んだ阪神ジュベナイルF(G1)では1番人気に支持されるも、まさかの6着。追走に脚を使いすぎたのか、末脚は不発に終わり、馬券圏外に沈んだ。
だが陣営はステップレースへ出走することなく、“直行”を決断。これが吉と出るか凶と出るか……。
「1週前追い切りでも十分に仕上がっていましたが、今週の追い切りでは3頭併せで6F81秒0、ラスト11秒7を記録。さらにもうひとつ上のレベルに上がった感じはあります。
踏み込みがパワフルで状態は良さそうです。スタッフも『力の出せる仕上がり。スムーズに走れればチャンスがある』と上位進出を狙っていましたね」(栗東関係者B)
世代トップに返り咲くことができるか。