JRA「最強ローテ」武豊サトノインプレッサに最大の「死角」発見!? NHKマイルC(G1)“初”の東京よりも“以前”からの「あれ」が……
ここ2走ともスタートで出遅れており、ゲートが問題に挙げられている。これまでは能力の高さで出遅れをカバーして勝利を収めてきた。だが、今回は相手強化のマイルG1。出遅れが致命傷となるかもしれない。
「東京の高速馬場で行われるマイル戦はスタートが重要になります。たしかにサトノインプレッサの末脚は目を見張るものがあります。しかし、スタートで出遅れてしまい、前が止まらなければ勝ちきることは難しいかもしれません。昨年の安田記念(G1)はスタートで不利を受けたアーモンドアイが3着に敗れたぐらいですからね」(競馬記者)
共同会見で武豊騎手は「まずゲートは出てほしいですね」と話している。また自身の公式ホームページの日記でも「ディープインパクト産駒らしいいい走りをする馬ですが、『気性の難しさ』も残っています」と能力の高さを認めながらも、気性面を問題視しているのだ。今回、最大の敵は他馬よりも「ゲート」なのかもしれない。
果たしてサトノインプレッサは無傷の4連勝を飾ることはできるだろうか。そして、同厩コントレイルが待ち受ける日本ダービー(G1)で、無敗馬対決の実現することも期待される。
夢の対決実現には、先週の天皇賞・春(G1)で“くせ者”キセキのスタートを決めた名手の腕が鍵となりそうだ。