JBCの「頂上決戦」がついに決定!最大のライバル・コパノリッキーの強さに武豊騎手から「物言い」!?ストップウォッチまで持ち出した「ユタカチェック」の結果は?
今年のJBCクラシック(G1)は、とにかく熱い戦いになりそうだ。
11月3日に川崎競馬場で開催されるJBCクラシックに、今年は例年以上の豪華メンバーが集った。なんと、今年のフェブラリーS(G1)を勝ったモーニンが補欠馬に回らなければならないほどの凄まじいメンバー構成、戦前から中央競馬のG1並みの盛り上がりである。
その中でも特に注目を集めているのが、ダート転向後5戦負けなしで駆け上がってきた「最強の刺客」アウォーディーと、現在交流G1を3連勝している「復活のダート王」コパノリッキーの2頭による”頂上決戦”だ。
今回のJBCクラシックが初の対戦となる両雄だが、この2頭には浅からぬ”因縁”のようなものがある。主戦を務めていたのが、共に武豊騎手だからだ。
この秋の競馬が開幕した時点で、ダート界で確固たる地位を確立していた両頭。G1開催が目白押しの今後の激突は避けようがなく、早くから「武豊騎手がどちらを選ぶのか」ということに注目が集まっていた。
そんな中、9月28日に船橋競馬場で行なわれた日本テレビ盃(G2)をアウォーディーが快勝。ダート転向後負けなしの5連勝を決め、いよいよG1挑戦待ったなしとなる。
距離適性の関係で次走は川崎のJBCクラシックが本命と目されていたが、勝利騎手インタビューで武豊騎手が「次は川崎で会おう(アウォー)ディー」とオヤジギャグを炸裂させたことで、正式にアウォーディーのJBCクラシック参戦が決定。
当然ながら、その鞍上は騎乗もギャグも冴え渡る天才騎手が務めることとなった。