JRAヴィクトリアマイル(G1)芝マイルG1は「0勝」ローテ……。「6か月ぶり」ラヴズオンリーユー「緩めた馬体」戻るか!?
1984年以降、半年以上の休養明けでG1を制覇した馬は先に挙げた3頭だけなので、芝2200m未満のG1を勝った馬はいないということになる。
「ラヴズオンリーユーにとってマイル戦はデビュー2戦目の白菊賞(1勝クラス)以来2度目。その後の3走は2000m以上を使われていて、ヴィクトリアマイルで予想される前半3ハロン33秒台のハイペースに戸惑うことは目に見えています。ドバイ遠征の中止は不運でしたが、前走後のちぐはぐ感は否めません。久々のマイル戦でペースについていけず惨敗もあるのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
不安が高まるラヴズオンリーユーだが、プラス材料もある。先週のNHKマイルC(G1)勝利で勢いに乗るM.デムーロ騎手の存在だ。NHKマイルCでは馬場とペースを見事に読み、伏兵ラウダシオンを勝利に導いたばかり。
長期休養明けのラヴズオンリーユーの勝利の鍵を握るデムーロ騎手。名手の2週連続 “神騎乗”に期待が高まる。