JRA福永祐一「内枠苦手」はもはや過去!? NHKマイル(G1)ギルデッドミラーで好騎乗! 「覚醒」のきっかけとなったのは……
「楽しいね。すごく馬を感じられている。コントレイルでいろいろと得るものがあった。馬の声を聞くのがいかに大事かを皐月賞で思い知らされたよ」と、思うような競馬が出来なかったにもかかわらず、最高の結果を出せた皐月賞がきっかけだという。
「技術と感覚の塩梅がようやく分かるようになってきた。またジョッキーの面白さを見つけられたね」とデビュー25年を迎え、ベテランの域に入りながらもさらなる進化を遂げる手応えを掴んだようだ。
「競馬ファンにはいまだにビッグアーサーのスプリンターズS(G1)で進路をなくしたイメージが根強く残っているようで、福永騎手の馬が内枠に入るたびに危ないんじゃないかと揶揄されることも少なくありませんでした。
そんな周囲の声に反発するように1枠1番だった皐月賞、マイラーズC、かしわ記念で3連勝してみせたのはさすがといえる騎乗内容でした。騎手である以上、結果で証明することが最善の手段になります。もはや『内枠は苦手』というのは当てはまらなくなったといえるかもしれません」(競馬記者)
福永騎手は17日に行われるヴィクトリアマイル(G1)ではビーチサンバに騎乗を予定している。
現在の絶好調を考えると、馬券の候補の1頭に入れてみるのも面白そうだ。