デビュー戦快勝『16冠ベビー』の第2章が今週開幕!21世紀最強馬フランケルの娘ソウルスターリングが「最強マル外」が通った登竜門に挑戦!

フランケル(RacingKel – Flickrより)

 いよいよ、『16冠ベビー』の第2章が開幕する。

 22日に東京競馬場で開催される2歳限定オープンのアイビーSに、話題のソウルスターリング(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が登場。デビュー戦を快勝し、大きな話題となったソウルスターリングだが、今や日本だけでなく世界中の競馬関係者が注目する存在となった。

 それもそのはず、父フランケルは欧州で14戦14勝。その内、G1競走10勝というパーフェクトな成績を収め「21世紀最強馬」との呼び声も高い。今年の2歳が初年度産駒となり、すでに重賞勝ち馬も出すなど、世界各国に素質馬を送り込んでいる。

 そして、ソウルスターリングの場合、母も仏オークスなどG1競走6勝を挙げた名牝中の名牝。両親合わせてG1「16勝」という、世界的な超良血馬である。

 大きな注目が注がれたデビュー戦ではアドマイヤマンバイにクビ差まで迫られたが、3着以下には5馬身差をつける性能の高さ。アドマイヤマンバイこそ休養中だが、5馬身以上突き放したエトルディーニュがその後あっさりと勝ち上がり、札幌2歳S(G3)でも4着。

 そんなエトルディーニュを物差しに考えると、ソウルスターリングは少なくとも重賞級の力を示していることになる。

 7月31日のデビュー戦後、C.ルメール騎手が「ストライドが大きいので、スピードに乗るまで時間が掛かりました。しかし、ラスト100mで捕らえてくれました。もっと大きい競馬場がいいと思います。これから楽しみです」と話したこともあり、広い東京開催までじっくりと調整されたソウルスターリング。

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