デビュー戦快勝『16冠ベビー』の第2章が今週開幕!21世紀最強馬フランケルの娘ソウルスターリングが「最強マル外」が通った登竜門に挑戦!
管理する藤沢調教師も「(札幌2歳Sを)使いたかったけど、広いコースで伸び伸びと走らせたかったから」と来春のオークス(G1)という”大舞台”も見据えての東京初見参となった。
今回はオープン挑戦ということもあってデビュー勝ちを収めた好素質馬たちが揃ったが、陣営は変わらず強気な姿勢を崩さない。19日は美浦のウッドで5ハロン69.2秒、ラスト12.9秒を馬なりでマーク。乗り込みも十分で、素軽い動きを見せている。
「女の子だけど、何の問題もなく来ているし、体重も変わりなく順調。どんな競馬をしてくれるかな」と、現役最多賞記録を更新し続ける関東の巨匠も『16冠ベビー』にかける期待は絶大なようだ。
ソウルスターリングが挑むアイビーSは、かつて「マル外最強時代」にグラスワンダーがここを勝って無敗の2歳王者に登りつめたレース。鞍上にはデビュー戦に続いてルメール騎手が務めるが「ポテンシャルが高いね。将来はチャンピオンになれる」と、すでにベタ惚れの様子。
「夢を見なきゃいけない馬」と力強い言葉を続けた藤沢調教師。その視線は来春のクラシックだけでなく、その先の「世界制覇」まで見据えているはずだ。