「ノーザンファームの横綱」トゥザクラウンの今週デビューは超激戦!良血揃いの2016年度版「伝説の新馬戦」は、来春のクラシックを占う一戦になる!?


 結局、このレースを制したのはアンライバルド。当然ながら、上位4着までをこの4頭が占めたのだが、5着のエーシンビートロンでさえ後の重賞勝ち馬。

 これだけのメンバーが1つの新馬戦に集ってしまったのは、まさしく「事故」としかいいようがないが、これが後に「伝説の新馬戦」と呼ばれるのは競馬ファンの間で有名な話だ。

 しかし、今年の”曰く付きの新馬戦”にも、またあの時に負けない好メンバーが集ってしまった。後々「伝説の新馬戦」と呼ばれるようになってもおかしくはない盛況ぶりである。

 まずは、期待の新種牡馬ルーラーシップが送り出すアオイテソーロ(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎)。トゥザクラウンと同じノーザンファームの出身馬で、近親には今年の日本ダービー馬マカヒキがいる超良血馬。鞍上に武豊騎手を配して、当然勝ちに来ている。

さらには、歴史的名牝エアグルーヴの血を引くアドマイヤローザ(牝2歳、栗東・梅田智之厩舎)。母アドマイヤテンバはアドマイヤグルーヴの娘であり、つまり叔父には昨年の2冠馬ドゥラメンテがいるという、これまた折り紙付きの良血馬である。

ここまででもトゥザクラウンと合わせて超良血馬対決といえるのだが、さらにタガノフューチャー(牝2歳、栗東・宮徹厩舎)も叔父に2014年に世界1位の評価を受けたジャスタウェイを叔父に持つホープである。

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