藤田菜七子騎手に続け!今年は2人の女性が「129人中9人」という超難関を突破して競馬学校に合格!変わりつつある競馬の世界

藤田菜七子騎手(Nadaraikonより)

21日、中央競馬会(JRA)はJRA競馬学校の騎手過程36期生の入学試験合格者を発表した。今年は合格者9人の内、2人が女性という華やかな門出となりそうだ。

これもやはり、藤田菜七子フィーバーの恩恵だろうか。今春、藤田菜七子騎手が16年ぶりにJRA女性騎手としてデビューした際、大きな盛り上がりを見せたが、そんな「競馬界のヒロイン」に続けと新たに2人の女性が騎手を目指すこととなった。

今回合格したのは奥村亜希(おくむら・あき)さんと、古川奈穂(ふるかわ・なほ)さん。中でも、奥村さんは8歳で出場した『第1回ジョッキーベイビーズ』で2着し、最優秀技術賞を獲得している。

デビュー以来、常々「私が頑張ることで、騎手を目指す女の子を勇気づけられれば」と話してきた先輩・藤田菜七子騎手にとっては朗報に違いない。すでに今年の春に入学した芳賀天南(はが・かな)さんに続いて、2人目、3人目の騎手候補生の誕生となる。

数年後には、多くの女性騎手が当然のように活躍し、競馬がさらに華やかになっているかもしれない。

「藤田菜七子騎手が競馬学校時代を振り返って『入学後は、フィジカルトレーニングが大変で最初は付いていくのが精一杯でした』と話している通り、競馬学校のプログラムは男女別に別れているわけでもありませんし、基本的なカリキュラムも男性基準で組まれています。

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