JRA「令和の人情親子」に大物馬主も感激! エプソムC(G3)アトミックフォース得意の左回りで1年ぶりの親子Vなるか!?

「武藤騎手はJRA競馬学校を受験した際、一度は落ちてしまっています。しかし、1年後に再受験し合格した苦労人です。昨年はジョディーとのコンビでベルモントオークス(G1)を経験するなど、いま伸び盛りの期待の若手騎手です。

また、父である武藤善則調教師には人情味溢れるエピソードがあります。昨年のアーリントンC(G3)で息子がニシノカツナリ(水野貴広厩舎)に騎乗したのですが、直線で前が空かず、最後は追い込むもタイム差なしの4着に敗れてしまいました。その結果、3着以内に与えられるNHKマイルC(G1)の優先出走権を逃してしまいました。

この時、西山茂行オーナーに真っ先に『申し訳ありません』と連絡したのが、父の武藤善則調教師だったのです。この親子愛には西山オーナーも感激だったとか。是非ともエプソムCを親子制覇して欲しいものです」(競馬記者)

 アトミックフォースが挙げている4勝はすべて左回りコース。前走は重賞で2着に入っていることからも成長が感じられる。得意の東京コースで初の重賞制覇があってもおかしくないだろう。

 武藤騎手がアトミックフォースの能力を最大限に引き出して、人馬ともにJRA重賞制覇を成し遂げて父への1年ぶりの恩返しとなることを期待したい。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 17:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS