JRA宝塚記念(G1)武豊キセキは人気急落のここが狙い目! サートゥルナーリアは消しもアリ!? 前門の虎、後門の狼作戦で「爆穴」候補を狙い撃ち
「△」はクロノジェンシスでどうか。
重馬場の京都記念(G2)をカレンブーケドール相手に2馬身半の楽勝を決めたのは記憶に新しい。距離も大阪杯と200mしか変わらないならラッキーライラック同様に崩れるリスクは小さいだろう。
鞍上の北村友一騎手は、レシステンシアに続きダイアトニックまで乗り替わる不運もあった。それだけにクロノジェネシスだけは何としてでも死守したいところ。気合が入らない理由がない。
「★」にカデナの激走を期待する。
前走の大阪杯は鮫島克駿騎手のイン突き狙い撃ちが見事にハマったレースだった。逃げたダノンキングリーのペースがスローだったこともあって、4着に終わったが、もう少し流れる展開になっていれば3着以内も十分にあった内容だ。
むしろ馬券になっていたら目立っていたかもしれないだけに、4着で終わったことは人気の盲点として美味しい存在になったといえるのではないか。
サートゥルナーリアはあえて消してみたい。アーモンドアイが宝塚記念を避けている理由として、この時期の荒れた馬場を使いたくないという陣営のコメントもある。サートゥルナーリアも同じくロードカナロアの産駒であり、まったくの他人事ではないだろう。
実際にこれまでのキャリアで良馬場のレースしか経験がなく、道悪の適性は不確かである。気性的に難しい馬だけに、初の道悪がどういった結果に転ぶのかはやってみないとわからない。思い返せば皐月賞を快勝して臨んだダービーの凡走は、初の左回りと東京競馬場も少なからず影響したのではないか。
阪神コース自体は神戸新聞杯(G2)で経験済だが、渋った馬場に能力を発揮できない可能性も捨て切れない。「爆穴」ゲットのためにも虎穴に入らずんば虎子を得ずだ。
買い目は以下の通り。
3連単 1頭マルチで4点流しの36点
[14] ⇒ [6,11,16,17]
おそらくどの組み合わせが来ても高配当間違いなしの馬券で攻める。
(文=与田飛鳥)