JRA宝塚記念(G1)クロノジェネシスの猛追振り切った「大物2歳」登場!? 新種牡馬モーリス「初勝利」はまたもお預けか……
ここで決めたいところだが……。
今夏に初年度産駒がデビューを迎えている新種牡馬の中でも、特に大きな注目を集めているのが2015年の年度代表馬モーリスだ。
しかし、新馬開幕週にG1・6勝馬ブエナビスタを母に持つブエナベントゥーラが2着に敗れるなど、ここまで14頭がデビューして未勝利……戦前の期待とは、大きくかけ離れた結果となっている。
そんなモーリス産駒だが、今週27日(土)の阪神1Rで行われる2歳未勝利戦には、ウインメイユールとカスティーリャの2頭がスタンバイ。前者がデビュー戦2着、後者が3着とあと一歩だっただけに、産駒初勝利の期待が高まっている。
だが、ここに来て評価が急浮上している馬がいるようだ。
「同じレースに出走するキズナ産駒のステラリア(牝2歳、栗東・斉藤崇史厩舎)ですね。デビュー戦でウインメイユールから3馬身離された3着馬なんですが、この中間はC.ルメール騎手がわざわざ調教をつけるなど必勝態勢。モーリス産駒の2頭にもチャンスはあると思いますが、一枚上の相手かもしれません」(競馬記者)
記者がそこまで強気に話すのも、最終追い切りの内容が圧巻だったからだそうだ。