JRA「期待外れ」D.レーン、今年の日本最終騎乗も惨敗。「重賞7勝」レーン旋風から1年、わずか重賞2勝は“必然”だった!? アノ外国人騎手とは対照的な帰国……
その一方で、今年初来日を果たしたL.ヒューイットソン騎手も重賞2勝を挙げている。乗鞍の馬質を考えれば、こちらの方が健闘していると言えそうだ。
「ヒューイットソン騎手は重賞で3番人気以内の馬には3度しか騎乗していませんが、7度も馬券に絡んでいますからね。まさにレーン騎手とは対照的な結果でした。来年の日本での騎乗に意欲を見せて帰国したので、また来日すると思われます。来年、レーン騎手が来日するかはわかりませんが、ヒューイットソン騎手が強力なライバルになるのではないでしょうか」(同)
南アフリカとオーストラリアの若武者で、まさかここまで対照的な結果となるとは思いもしなかっただろう。
今年、レーン騎手は昨年の38勝を上回る41勝を挙げている。だが、これは騎乗期間が1か月増えていること、騎乗馬の馬質が上がっていることを考えれば、物足りない数字だ。実際に、今年の勝率は21.4%だが、昨年は30.4%を記録しており、“期待外れ”と思われても仕方がないかもしれない。また、重賞での不振がファンのイメージには多く残っているのではないだろうか。
もういちど母国のオーストラリアで腕を磨いて、再びレーン旋風が日本で巻き起こる日を楽しみにしたい。