JRAプリモシーン&クリノガウディーに不安情報!? 関屋記念(G3)は波乱気配濃厚……想定外の好走が期待できるのは?
今週開催される関屋記念(G3)に「現場の声を重視するブロディN」が挑戦。サマーマイルシリーズ第3弾を狙い撃ちにする。
過去を振り返るのはやめよう。負け続けているためか、顔色まで悪くなってきたようだ。ZOOMで打ち合わせをした担当編集からも、「ちょっと休みますか?」なんて心配されてしまった。だが、ここでやめるわけにはいかない。どうせやめるのならば、せめて的中させてからにしたい!!
閑話休題。さて関屋記念だ。先週のレパードS(G3)のラインベックのように、最近は耳に入ってくる不安情報を元に、“切り”と判断した馬が下位に沈むことが多い。今回も有力馬の不安情報が飛び込んできた。最後まで目を通すことをオススメする。
ここで「◎」印を押したいのは、力をつけてきている3番アンドラステ(牝4、栗東・中内田充正厩舎)だ。
昨年はデビューが遅かったことに加え、古馬の壁にぶつかり、結果を残すことが出来なかった。だが今年に入って条件戦を勝ち上がると、前走のエプソムC(G3)では勝ち馬ダイワキャグニーから0秒2差の4着と好走。実績上位馬相手に五分に渡り合う実力があることを証明した。
「前走では大外の8枠に入ったため、コース取りで割りを食うことになりましたが、上がり最速タイの末脚を使って追い上げてみせました。スタッフも成長を実感しているといい、『とくにメンタルが成長して我慢することを覚えてきたようです。そのおかげで終いの切れ味の鋭さが増しました』と話しています。
また管理する中内田充厩舎は今週、サヴィが佐賀のサマーチャンピオン(G3)を勝ったこともあり、上昇ムード。別のスタッフも『新潟コースは合ってるし、馬場が渋っても問題ない。交流重賞勝ちで厩舎全体が勢いづいているので、その波に乗りたい』と意気揚々でしたね」(栗東関係者A)