JRA「通算5勝」新人騎手がルメール&横山武史と「3強」形成!? 札幌王者VS函館王者VSデビュー5カ月の秋山稔樹が札幌を制圧

 15日、今週から小倉競馬が開幕し、新潟・札幌と合わせた3場開催となったが、北の大地では王者と若武者の激しい鍔迫り合いが展開された。

 先週の札幌で土日合わせて7勝を上げ、早くも2年連続の札幌リーディングを手中に収めようとしているC.ルメール騎手は、この日も2勝を上げるなどまずまずの結果。そんな王者に食い下がったのが、函館リーディングを獲得した伸び盛りの横山武史騎手だ。

 この日、最初の騎乗となった4R(3歳未勝利)を1番人気のフィーユレヴーズで幸先良く勝ち切ると、6Rでも1番人気のバルバレスコで逃げ切って、騎乗機会2連勝。8Rこそ3着に終わったが、続く9R、10R、11Rと3連勝し、この日5勝とルメール騎手の前に大きく立ちはだかる結果となった。

 ルメール騎手が120勝、横山武騎手が56勝(15日現在)と両者の勝ち星こそ大きな開きがあるものの、横山武騎手はまだデビュー4年目の若手。今夏の函館で自身初の開催リーディングを獲得し、56勝は堂々の関東リーディングだ。実績では見劣っても、「勢い」という点ではルメール騎手にとっても思わぬ強敵となるかもしれない。

 そんな両者の激しいデッドヒートに割って入れるとすれば普通、相当な実力派が候補に挙がるはず……しかし、そんな「第3の男」を務めたのが、今年デビューしたばかり「通算5勝」の新人騎手というから驚きだ。

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