JRA関屋記念(G3)、小倉記念(G3)よりも美味しい高配当!? 札幌メイン「爆穴◎」に激走“勝負”気配!
16日(日)札幌11レースのUHB賞(OP)、芝の1200m戦を予想する。
まず今年の札幌開催は、東京オリンピック開催予定だった事もあり、開催スケジュールが大きく変更されている点に注意したい。
昨年までは札幌開催が始まって2週目に行われていたUHB賞(OP)だが、今年は4週目の開催となっている。土曜の競馬を見る限り、先行有利な馬場状態。過去はそれなりに差しも届いていたが、前で逃げ残るケースが多くなっている点は馬券のヒントになり得るものだ。
これには2013年から導入されたシャタリングマシンの影響もあるのだろう。柔らかかった馬場が踏み固められ、内が若干有利な状態になっている可能性も考えておきたい。
「◎」は8番メイショウショウブ。
近走は16着、11着、15着と惨敗が続いており、放牧明けとなった前走も函館スプリントSで10着と惨敗。「3角辺りでトモを引っ掛けられて外傷した」と陣営はコメントしており、少なからずこれが影響した事は間違いないだろう。また、外枠で外々を回らされたのも、先行する本馬には苦しい展開となった。このレースにはライトオンキュー(6着)も出走していたが、ライトオンキューが今回1㎏増となるのに対し、こちらは1㎏減。前走もライトオンキューには0.3秒しか離されておらず、2㎏貰いなら逆転する可能性は十分にあるだろう。状態に関しても、「放牧に出して前走の影響はないし、緩めていないから動きもいい」と陣営。過去には重賞でも強敵相手に好走してきた本馬だけに、今回のメンバーなら十分“勝負”になる。
「○」は10番イベリス。
前走は約1年ぶりの出走で、直線1000mのレース。7着に敗れはしたものの、先行して勝ち馬から0.3秒と僅差の競馬。復帰初戦としては悲観する内容ではなかった。陣営も「1000mに使って前向きさが出てきた。上積みもありそうで、状態は戻ってきている」と好レースを期待しており、ここは巻き返し濃厚とみる。
「▲」は13番ライトオンキュー。
こちらは今回上位人気と目される一頭。昨年のUHB賞(OP)で差して2着となったが、今年は斤量が昨年より3㎏重い57㎏。ただ、メンバー的には昨年より楽になった印象がある。陣営も「前走は急仕上げ気味だった」と今回への上積みを示唆しており、さすがにこのメンバーなら大崩れはなさそうだ。