最強世代ゼーヴィントが2つ目の重賞制覇を叶えるのか? 伏兵陣も多種多彩。波乱決着も十分にある福島記念(G3)を見逃すな!
春のスプリングS(G2)で2着入選を果たしているマイネルハニー(牡3歳、美浦・栗田博憲厩舎)にもチャンスはある。秋初戦のアイルランドTでも軽快に逃げて2着と好走。先行力は重賞レベルにあるといえるだろう。ココへ向けて調整も順調な様子で力を出せる状態にある事は明らか。前残りの展開になれば馬券圏内も見える。
クランモンタナ(牡7歳、栗東・音無秀孝厩舎)も侮れない一頭だ。2走前の小倉記念(G3)では11番人気だったが、直線で渋太く粘り重賞の初制覇を達成。前走の新潟記念(G3)も9着であったが勝ち馬から0.6秒差と善戦。7歳となったが重賞で戦える力は備わっている。今回のメンバーであれば、チャンスは十分あるだろう。
他にも連勝中で勢いに乗るマルターズアポジー(牡4歳、美浦・堀井雅広厩舎)や、七夕賞(G3)で掲示板を確保と復調気配を見せたマイネルラクリマ(牡8歳、美浦・上原博之厩舎)。秋緒戦のブラジルCで2着と好走を見せたオリオンザジャパン(せん6歳、栗東・小西一男厩舎)や、ラジオNIKKEI賞(G3)でゼーヴィントの2着という結果が評価できるダイワドレッサー(牝3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)など伏兵陣も多種多彩。
果たして今年は「伏兵陣の激走」があるのか?レベルの高い3歳勢や、実績十分な古馬など個性豊かなメンバーが出走予定の福島記念(G3)は、13日(日)15時20分に発走予定だ。