JRAサトノアーサー重賞制覇よりも“帰省”のリフレッシュ効果!? 「勝率30%超え」戸崎圭太が新潟で無双状態になった理由とは……

 19日、戸崎騎手は交流競走に騎乗するために、復帰後初めて古巣・大井競馬場を訪れた。その時に、昨年の落馬事故の加害馬に騎乗した矢野貴之騎手から「帰ってきてくれて嬉しく思うし、一緒に乗れることが嬉しい」と喜ばれたことを明かしている。また、矢野騎手について「責任を心の中に感じながら乗っていたと思います」と戸崎騎手は心配していたようだ。

 落馬事故から8か月、久々の再会に2人は胸の奥にあった“心配事”がスッキリしたのではないだろうか。戸崎騎手は「矢野も吹っ切れて、ガンガン乗って、いい騎乗をみせてほしいと思います」と話しているが、これは自身にも当てはまるかもしれない。

 それから3日後に、新潟競馬場で戸崎騎手は大活躍。少なからず、大井競馬場を訪れたことはいい方向に働いたのではないだろうか。

 今週末の新潟2歳S(G3)で戸崎騎手は、同コースの未勝利戦で4馬身差をつけて勝ったショックアクションに騎乗予定。今年2勝目の重賞制覇があってもおかしくないだろう。

 すでに夏競馬は終わりに近づいているが、戸崎騎手の調子はまだまだ右肩上がりのはずだ。

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