マイル界に「殴りこみ」を仕掛けるネオリアリズムの真価は!? 世界のムーアと「実績」で同厩モーリスの後釜に?
さらに、鞍上は短期免許で来日して即天皇賞を制し「世界最高」の腕前を見せつけているR.ムーア騎手。初マイル戦といえど世界的名手が乗るとなれば、人気が上がるに違いない。
残る問題は初の京都競馬場という点か。輸送もある上に初距離、初コースというのは決して低い壁ではないだろう。
1週前追い切りでは血気盛んに美浦のウッドチップコースを駆け抜け「リズム良く流れに乗れそうなマイルはいいと思う」と橋助手が語るように、調整は順調のようだ。
サトノアラジンやフィエロ、ミッキーアイルにロードクエストなど不動の主役がいない中、遅れてきた新星ネオリアリズムがどのようなレースを展開するのか。今からレースが楽しみだ。