JRA武豊ピンクカメハメハVS白毛一族の期待馬ソダシが激突! 有力素質馬が虎視眈々【札幌2歳S(G3)展望】
ユーバーレーベン(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)は、前走で父ゴールドシップを彷彿とさせるパワフルな走りを見せた。
6月14日(日)に不良馬場の中で行われた2歳新馬戦(芝1800m)。戸崎圭太騎手を背にしたユーバーレーベンはゲートで後手に回るも、二の脚を使って中団につける。ロスなくインを回ると、直線では道悪を物ともせずに外から脚を伸ばし、キッチリと差し切って見せた。
パワーが必要とされる洋芝の札幌競馬場だが、ユーバーレーベンにとっては問題ナシ。新潟のマイル重賞を連勝中の戸崎騎手の継続騎乗は心強い。
この他にもC.ルメール騎手と新コンビを組む予定のジオルティ、前走の2歳未勝利(函館1800m)で2着に5馬身差の逃げ切り勝ちを収めたウイングリュック、10番人気の下馬評を覆してデビュー戦Vを飾ったアオイゴールドらがスタンバイ。今年の北海道開催最後の重賞制覇を狙う。
札幌2歳Sは15時25分発走予定。来年のクラシックに名乗りを挙げるのはどの馬になるのだろうか。