JRA・C.ルメール騎手「顔ムチ疑惑」フアナと新コンビ結成!? 打倒デアリングタクトNo.1候補を襲った「春の悲劇」とのコラボに戸惑いの声……
今年1月の新馬戦で武豊騎乗の6億円馬アドマイヤビルゴがデビュー戦を勝利し、大きな注目を集めた。しかし、そんな超良血馬を最後まで追い詰めたのが、出遅れながらも上がり最速の末脚で3/4馬身差まで迫ったフアナだ。
その後、フアナは3月の未勝利戦を完勝すると、1勝馬ながらオークス出走を目指してフローラSに格上挑戦。最後の直線で1番人気のスカイグルーヴに馬体を併せに行ったが、その際にルメール騎手の右ムチが当たりそうになったことで大きくバランスを崩している。
結局、勝ち馬とはクビ+クビ差の3着と、惜しくも優先出走権を逃す形になったフアナ。勝ったウインマリリンが、本番のオークスでデアリングタクトと半馬身差の2着だっただけに、もし本馬が出走していれば女王をさらに際どく追い詰めていたかもしれない。
「ルメール騎手のムチが当たった、そうでないかは微妙なところですが、大きくヨレたフアナがその影響を受けていた可能性は非常に高い。ルメール騎手の方も、アクシデント直後に一瞬、フアナの方に目をやって、申し訳なさそうにスカイグルーヴを追う手を止めたままゴール……まともに(ムチが)入っていれば、戒告や騎乗停止もあったかもしれません」(別の記者)
9日に栗東のCウッドで行われた1週前追い切りでは、ルメール騎手が騎乗。余力残しの内容だったが、陣営は「何とか、いい形で秋華賞に向かえれば」と出走権確保に力が入っている。
因縁の新コンビとして注目が集まっているフアナ。ルメール騎手としては、今度こそ本番出走を実現させ、“春のお詫び”をきっちりしておきたいところだ。