JRAクリノガウディーは何故「和田竜二」と再コンビが実現しないのか。「G1降着の悲劇」から半年……スプリンターズS(G1)除外の可能性も
「高松宮記念で騎乗した和田竜二騎手ですね。結果的には4着降着処分となりましたが、初コンビながらG1の舞台を先頭で駆け抜けたのは、紛れもない事実。当時の審議も際どい判定の結果で、和田騎手の騎乗停止処分が『厳しすぎるのでは』という声もあります。
今回のセントウルSは最低でも2着が必須な1戦ですし、もし和田騎手とのコンビ復活となっていれば期待は嫌が応にも増したんですけどね」(別の記者)
高松宮記念のレース後、「馬は良かったんですが、迷惑をかけてしまい申し訳ないです。自分の頼りないところだと思います」と馬を庇った和田騎手。その後も自身のTwitterを通じて「先日の競馬に於いて、ご迷惑をおかけ致しました関係者の皆様、競馬ファンの皆様に改めて謝罪致します。申し訳ありませんでした」と改めて反省の色を示している。
「今春の高松宮記念が3年ぶりの騎乗だったように、クリノガウディーを管理する藤沢則雄厩舎と和田騎手の関係はあまり深くないですが、『クリノ』のオーナー栗本博晴さんの馬には、高松宮記念の後も騎乗しているんですよね。どこかでコンビ復活となればいいんですが……」(同)
横山典騎手とコンビを組んだ今夏のCBC賞(G3)では、1番人気に推されながらも斤量と重馬場に泣き、前走の関屋記念(G3)では“ノド鳴り疑惑”(検査の結果、炎症程度でレースには問題なかった)と、大敗続きのクリノガウディー。
追い詰められた“幻のG1馬”の救世主として、多くのファンが和田騎手との再コンビに期待しているハズだ。