JRAモーリス産駒苦戦も「ノーザンファーム」は想定内!? 大物ルペルカーリア、セブンサミット惨敗も「日本の悲願」凱旋門賞(G1)制覇へ“特別な存在”
デビュー前から大きな注目を集めたセブンサミット、ルペルカーリアは、この6頭の内の2頭である。
モーリスを管理した堀宣行調教師が「レースの流れが緩むと行ってしまう恐れがあった。だから、ワンターンの1600mがよかった」と話したように気性面での問題からマイルを使われていたが、古馬となってからは気性の改善が見られ凱旋門賞への挑戦も囁かれていた。
父ほどの気性の荒さが見られない産駒なら、その夢を継いで凱旋門賞に出走する可能性も十分にあるだろう。大きな宿命を背負った“特別な存在”は、日本の英雄となれるのか……そのためにも、まずは日本での活躍に期待したいところだ。
今週末、日本時間で4日の夜に発走となる凱旋門賞。もしかすると、来年……いや、将来的に、凱旋門賞でSadler’s Wellsの血を持ったモーリス産駒の活躍が見られる可能性がなくはない。
そして、日本の悲願へ――。
モーリス産駒の挑戦は、まだまだ始まったばかりだ。