大混戦に「京都マイルの鬼」の血が騒ぐ!「サトノはサトノでも、サトノルパン」 先週のC.ルメール騎手に続き、今週はM.デムーロ騎手が大穴演出!?
あの時はC.ルメール騎手だったが、勝ったのがデムーロ騎手。大一番になれば、とにかく頼りになるのが外国人騎手の特徴だともいえる。
事実、デムーロ騎手はこれまで日本のG1を18勝しているが、その半数は今回のような「テン乗り」である。それも今年はすでに別々の馬でG1を4勝するなど、大舞台でとにかく「神騎乗」が頻発している。
さらに、過去のテン乗りでは10番人気のダイワメジャー(皐月賞)、9番人気のスクリーンヒーロー(ジャパンC)、12番人気のサンビスタ(チャンピンオンズC)などで大穴を開けており、11番人気のサトノルパンであればデムーロ騎手が持ってきてもおかしくない”圏内”ということになる。
さらにサトノルパンを後押しするのが、その「血統」だ。
これまで数多くの重賞ホースをコンスタントに輩出してきた名牝エリモピクシーの仔であるサトノルパンだが、兄のリディルとクラレントがデイリー杯2歳S(G2)を、レッドアリオンがマイラーズC(G2)を勝っているように「京都のマイル」は鬼。