JRA秋華賞(G1)デアリングタクトは「危険」!? 先週3連単3点で的中の「マル秘情報」が導き出す「激走馬」に注目! 京都内回りコース巧者はいったい……
「☆」はミスニューヨーク(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。
杉山厩舎2頭出しのもう1頭。抽選を突破して出走が叶ったが、侮れない存在だ。「2頭出しは人気薄を狙え」という格言があるように、伏兵として波乱を起こすことに期待したい。
「前走の紫苑Sは直線でスムーズさを欠きましたが、それでも力のあるところを見せています。一叩きしてデキは上がっていますし、着実に良化しているようです。能力を発揮できれば、G1で好走してもおかしくないはずです」(競馬記者)
これまで全レースで手綱を取ってきた加藤祥太騎手が騎乗停止中のため、今回は長岡禎仁騎手を鞍上に迎える。「杉山晴厩舎×長岡騎手」といえば、フェブラリーS(G1)は最低人気ケイティブレイブで2着、小倉記念(G3)を10番人気アールスターで制するなど、今年の重賞で穴を空けてきたコンビ。三度、波乱を呼び込むかもしれない。
なお、上位人気が予想されるリアアメリアは「消し」とする。オークスで4着、ローズS(G2)で1着と、復調気配が漂っているがすべて左回りコース。右回りは新馬戦を勝っているが、阪神JF(G1)と桜花賞(G1)で大敗している。また、ローズSは展開が向いたという側面もある。これらの理由で買い目から外したい。
買い目は以下の通り。
3連複 2頭軸流し 3点
軸[5,13] 相手[1,15,17]
秋華賞は荒れるレースということで、安全策の3連複。とはいえ、小点数でアツく勝負することで、高額払い戻しを狙いたい。
(文=ハナビ杉崎)