JRA菊花賞(G1)コントレイル撃破はあの馬に託された!? 東西トレセン関係者「秘蔵ネタ」で「激走気配」漂う伏兵発覚?
そして、アリストテレスを袖にしたデムーロ騎手が騎乗するマンオブスピリット(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)。
京都新聞杯(G2)2着後に向かった日本ダービー(G1)では16着と惨敗。秋以降の再起が期待されたが、始動戦の神戸新聞杯(G2)で9着に終わるなど、イマイチ波に乗り切れていない。
「デムーロ騎手は、確実に菊花賞に出走できるという理由でマンオブスピリットを選択したようです。ただ依頼があったアリストテレスは見事に抽選を突破。今頃少し悔しがっているかもしれません。
この馬はデビュー当初から緩さがあり、その改善があまり見られていないです。相変わらず稽古での動きも悪いですね。スタッフは『チーク着用で少しは反応が良化した。ミルコも実戦2度目になるので、中問の稽古でも感触は掴んでくれたハズ』と明かしていました」(栗東関係者C)
ただ京都競馬場は4戦2勝2着1回と得意にしているだけに、紛れる展開になれば上位進出も!?
続いて美浦勢に移ろう。サトノフラッグ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が、春の雪辱に燃えている。
皐月賞(G1)5着、日本ダービー11着と春は案外な結果に終わった。だが、秋は「主戦」戸崎圭太騎手に手綱が戻ったセントライト記念で2着と好走。菊花賞では上位進出も期待されている。
「馬体に大きな変化は見られませんが、スタッフは『精神面が落ち着いてきました。動きもハツラツとしていますよ』とメンタル面の成長があると教えてくれました。
国枝師は、順調だと語り、『これまでの競馬が長く脚を使う感じだったから3000m戦も心配していません』と距離不安はないと明かした上で、『1頭強いのがいます。この馬も完成されるのはもう少し先でしょうが、いい競馬を期待しています』と前を向いていました」(美浦関係者A)
サトノフラッグは3000mが初めてなのは当然だが、関西でのレースも今回が初めて。未知の領域でどんな走りを見せるか。