JRA天皇賞・秋(G1)コントレイル三冠達成で「仁義なき戦い」勃発!? 岩田康誠「イン強襲」でアノ馬の「大金星」再現なるか
舞台は東京競馬場に移り11月1日、天皇賞・秋(G1)が行われるが、ここでは立場が一変。
史上最多G1勝利を狙うアーモンドアイ率いる社台グループに、ノースヒルズが立ち向かう立場となる。
今回は社台グループの名を懸けた、まさに「仁義なき戦い」。
ノースヒルズ軍団からは、カデナ(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎)とスカーレットカラー(牝5歳、栗東・高橋亮厩舎)の2頭が、この戦いに挑もうとしている。
『netkeiba.com』の予想オッズでは、2頭ともに人気薄。ただ、2005年の天皇賞・秋では、ノースヒルズマネジメントのヘヴンリーロマンスが14番人気で勝利。
2着のゼンノロブロイが馬群の中を割ってきたのに対し、最内を突いての強襲。1番人気を破る大金星だった。
当時はノースヒルズからヘヴンリーロマンス1頭でのチャレンジであったが、今回は2頭での出走。中でも注目はヘヴンリーロマンスと同じ、牝馬のスカーレットカラーだ。
鞍上は前走に引き続き岩田康誠騎手。ヘヴンリーロマンスを彷彿とさせるイン強襲に期待がかかる。
前走クイーンS(G3)に出走したスカーレットカラーは、最内後方からの競馬。直線では前が詰まったが、最後は外へ持ち出しながら3着まで追い込んだ。