JRAアルゼンチン共和国杯(G2)森且行SG優勝の「極上サイン」!? 横山典弘「ラストラン」は勝負所から別馬の「悲しい過去」
1997年にデビューしたエアスマップは、2001年のオールカマー(G2)を勝利するなど活躍。ラストランとなったアルゼンチン共和国杯では横山典騎手が騎乗し、実況で勝負所から終始「エアエミネム」と呼ばれる悲しい過去がある。
ラストランで言い間違えられたエアスマップ。馬名は人気アイドルグループ「スマップ」が由来だといわれている。
「スマップ」といえば90年代に大ヒットした人気グループ。初期メンバーは6人いたが、1996年にオートレーサーとしてトップをとることをメンバーと約束し、森且行さんがグループを脱退していた。
その、森さんが今月3日に行われた「SG第52回日本選手権オートレース優勝戦」で優勝。見事、SG初優勝を収めたのは記憶に新しいところだ。
森且行さんがオートレーサーとしてデビューしたのが1997年。まさに、エアスマップのデビュー年と同じというのも何かの縁だろう。
今回アルゼンチン共和国杯に出走するエアウィンザーは、ここが去勢明けの一戦。陣営は「去勢した効果か体つきがいい」とその効果は大きいようで、ここでの復活を予感させる。
エアスマップと同じコンビで挑むエアウィンザー。森さんのような「大舞台」での勝利へ、まずはここでの「1勝」に期待したい。