ディーマジェスティに不安要素あり!注目の外国馬はどんな仕上がり?鈴木和幸のジャパンカップ追い切り全馬診断を公開!

G1レースの追い切り診断を公開

 競馬評論家の鈴木和幸です。今週は秋競馬最大のビッグレース・ジャパンカップ(GI)の最終追い切り診断を公開します。自宅近くにある東京競馬場は庭のようなもの。今年も昨年に続く的中で締めくくりたいところです。なお原稿の最後に「ジャパンカップ本命馬」に関する記述がございますので、ぜひ最後までご覧ください。

鈴木和幸の第36回ジャパンカップ最終追い切り診断

 [キタサンブラック]は、3ヶ月ぶりの京都大賞典を勝ったあともすこぶる順調、坂路、ウッド併用で5本の時計を出している。16日の1週前追い切りはウッドの6Fから併せ馬を行い、直線いっぱいに追って2馬身先着の79秒5-37秒6-11秒9、十分に負荷をかけ、これにこたえて最後までしっかりと伸びた。これが事実上の最終追い切りで、今週は楽走ともいえる追ったところなしの6F85秒5-39秒3-12秒0、珍しく力強さの中に鋭ささえ感じさせ、3つめのG1制覇に向けて準備万端整った。

 5ヶ月ぶりも何のその、オールカマーを快勝した[ゴールドアクター]は中間、時計6本の乗り込み、16日のウッドでは6F79秒3-38秒3の速い時計をマークしている。強めに追われて相手をスッと引き離したあたり追われての反応も上々、この時点で九分以上にできた。今週はもはや感触を確かめる程度、このため時計は6F85秒9-40秒3と平凡だが、G前の仕掛けにすぐさま反応しグイッと半馬身出てラスト1F12秒8、道中の気負い込みもなかったし、理想的な最終追い切りだった。

 [サウンズオブアース]は、デムーロが自ら手綱をとり、ウッド6F81秒2-38秒2-12秒6。ゴール前の鞍上のGOサインに待ってましたの反応のよさであっさり2馬身の先着、休み明けの京都大賞典で見られた、追われてのもたつきはすでに解消されていた。前走以上に動くこと間違いなし。

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