JRAラッキーライラックは2番手! エリザベス女王杯(G1)阪神開催が「レースの肝」。大本命は最強ローテのアノ馬、「激アツ情報」で意外な「マル秘穴馬」も急浮上か
「▲」はノームコア(牝5歳、美浦・萩原清厩舎)だ。
前走の札幌記念(G2)ではラッキーライラックに勝利。マイラーのイメージがあったが、距離の対応も問題なさそうだ。
「前走後の調整は順調で、ここに向けて体調も上がってきているようです。陣営は『距離や馬場状態も特に気にしていません』と強気な様子です。マイルで結果を残しているだけあって、この馬の強みはスピードです。今の阪神の前残り馬場は向いていると思います」(競馬記者)
阪神コースは初出走となるが、半妹のクロノジェネシス(父バゴ)は宝塚記念(G1)で無類の強さを発揮している。父ハービンジャーということを考えても、初コースの2200mは全く問題ないはずだ。
「△」はソフトフルート(牝3歳、栗東・松田国英厩舎)だ。
3歳馬も忘れてはならない。秋華賞(G1)は抽選対象馬ということで9番人気の低評価だったが、3着に好走。過去には同レース3着馬のモズカッチャンが優勝したこともあるだけに、軽視禁物だ。
「秋華賞は道中からかなり外を回っていたので、ロスなく乗っていればもっと差を詰められたかもしれません。馬込みでも競馬はできますし、癖を知る福永祐一騎手に替わるのはプラス。先生の定年も近いので、何とかいいところを見せたいですね」(厩舎関係者)
松田調教師は来年の2月で定年することが決まっており、G1に挑戦できる回数も残りわずか。名伯楽がさらなるタイトル獲得を狙う。
また、福永騎手はかつて半姉ミッドサマーフェアでエリザベス女王杯に出走し、11着に敗れた。3冠ジョッキーとなった今、妹でリベンジできるだろうか。