JRAエリザベス女王杯(G1)横山典弘ノームコア「悲劇の前ポツン」16着大敗にブーイングの嵐!?「思い描いたレースはできた」天才ジョッキーの“奇策”に悲鳴

「これといった逃げ馬がいないメンバー。レース後に横山典騎手が『ハナに行く競馬も武器としてイメージを持っていた』と語った通り、誰もハナに立ちたがらなかったので、思い切って奇策に出たんだと思います。ただ、奇策は人気薄の馬で打ってこそ……ノームコアは2番人気だっただけにマークされるのは当然で、ラッキーライラックが早めに来たことで万事休すといった内容でした。

最初の1000m通過は59.3秒でしたが、前日の岸和田S(3勝クラス、芝2000m)では59.4秒で逃げたダノンマジェスティがクビ差の2着に粘っているので、それほど速いペースではありません。

ですが、横山典騎手は『今回は距離というよりも久々の分』と話していましたが、ノームコアはもともとマイルで活躍していた馬。2年前のエリザベス女王杯では2番人気ながら最後に止まって5着と、もともと距離に不安がありました。それだけに逃げる競馬が理に適っていたかは疑問ですね」(競馬記者)

「初めてのコースの割に、最初のコーナーまではゆっくり入れたけど、そこから気負ったのが……休み明けの分もあったかな」

 最後はそう馬を庇った横山典騎手。エリザベス女王杯は自身の初G1を飾った思い出深い舞台でもある。

 しかし、今回はホロ苦い思い出が残ってしまったようだ。

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