JRAジャパンC(G1)アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト!! 絢爛豪華3強最強決定戦に肉薄するのはアノ1頭!? 関係者「極秘裏ネタ」から浮上した穴馬とは?
アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト。歴史に名を残すであろう3頭の直接対決が実現することになった今年のジャパンC(G1)。
この3頭で馬券圏内が埋まると考えている人も多いようだが、“勝負事は下駄を履くまで分からない”とはよく言われるところ。そこで今回は、編集部に寄せられた情報の中から3強以外の注目馬をピックアップしてみた。
まずは『1枠1番』の神枠を引き当てたカレンブーケドール(牝4、美浦・国枝栄厩舎)。
昨年のジャパンCでは、今年と同じ1枠1番から飛び出し、勝ち馬スワーヴリチャードに0秒1差の2着と好走。今年は京都記念(G2)2着、オールカマー(G2)2着と、勝利こそ逃しているものの、安定感ある走りを見せている。
「前走後はジャパンCに備えるべく、放牧に出されていました。それでリフレッシュできたのか、帰厩後は順調そのもの。坂路でも軽快に動いています。スタッフも『心身共に成長している。前走もスローペースで少し掛かったけど、終いまでしっかりと走った』とレベルアップしていると教えてくれました。
今回はアーモンドアイを含めて豪華なメンバーとの対戦。管理する国枝師は『どこまで太刀打ちできるか。うちの厩舎の事情で言えば、アーモンドアイが引退するから、その分も来年以降につながる競馬を期待したい』と、将来性も含めて期待していました」(美浦関係者A)
アーモンドアイの後継者となり得るのだろうか?
グローリーヴェイズ(牡5、美浦・尾関知人厩舎)は、川田将雅騎手を背に国内G1初制覇を狙う。
昨年の香港ヴァーズ(G1)の勝ち馬だが、今年はコロナ禍に泣かされた。大幅なスケジュールの変更を余儀なくされ、2020年初戦が宝塚記念(G1)までずれ込むことに。それでもD.レーン騎手を背に5番人気に支持されたが、17着と惨敗を喫した。
だがひと夏を超えて本来の調子を取り戻したのか、前走の京都大賞典(G2)では1番人気に支持されていたキセキの追撃をしのいで優勝。ジャパンCに弾みを付けた。
「意外なことに今回が東京競馬場初挑戦。それでも管理する尾関師は、『初めて経験した競馬場で結果を残していますし、形態としては合っていると思います』とニヤリ。どうやら58キロを背負って勝利した前走で自信を付けたようで、さらに『今までのキャリアの中で継続騎乗も初めて。前哨戦と本番を続けて乗ってもらえるのは魅力的だね』と話してくれました」(美浦関係者B)
初物尽くしの1戦でどのような走りを見せるのか。