JRAアーモンドアイ「世界最強牝馬」は夢のまた夢!? 英メディア「エネイブル、トレヴ級」評価も、最大の足枷は過去の遺産か……
「過去にアーモンドアイは2018年のジャパンCと2019年の天皇賞・秋(G1)で124ポンドの評価を受けています。これが大きな障害となるかもしれません。
一昨年のジャパンCの勝ち時計は2:20.6のレコードでした。それに対して、今年は2:23.0と2秒以上遅い時計です。馬場状態を考えると今年の勝ち時計も十分速いのですが、単純比較されてしまうと分が悪いかもしれません。
ただ、日本ダービー(G1)で122ポンドを記録したコントレイルに1馬身1/4差の完勝なので、このあたりが評価にどう影響するかですね」(競馬記者)
ジャパンCの前日に東京芝2400mで行われた1勝クラスの勝ち時計は2:27.6。クラスが違うとはいえ、4秒以上速いタイムは十分に評価できるだろう。また、無敗の3冠馬を破ったことも大きく影響するはずだ。
Racing Postも「これまで無敗だった3歳のチャンピオン2頭を破ったことで、アーモンドアイの公式レーティング(以前は124)興味深く待たれるだろう」と報じている。世界中がアーモンドアイのレーティングに注目していると言えるだろう。
果たして、アーモンドアイは自己ベストを叩き出すことができるだろうか。レーティングが発表される日を楽しみにしたい。