桜花賞で「信頼できる・できない騎手」は誰だ! 勢いとデータを下にあぶり出した答えは……

2008年、桜花賞を制したのはレジネッタ騎乗の小牧太騎手だった(撮影:編集部)

 桜花賞(G1)が目前に迫り全国各地で予想に盛り上がっていることだろう。競馬の醍醐味はなんといっても「馬券の的中」で一致するはず。どんなに素晴らしいレースでも購入した馬券が不的中ならガッカリ感も大きく、帰り道の足取りも重くなるだろう。

 レースで走るのはサラブレッドだが、走らせるのは騎手。昔は「馬7:騎手3」と語られたことがあるが、実際には「馬5:騎手5」と感じるファンも少なくないはずだ。やはりベテランで大一番に強い騎手はミスが少なく結果を出すが、プレッシャーに弱いような騎手は人気に乗ってもその馬の力を出し切ることはできない。

 かつて1998年の東京優駿(日本ダービー)で2番人気に支持されたキングヘイローは、当時デビュー3年目の福永祐一騎手が騎乗していた。

 しかし本人も「頭が真っ白になってうまく乗れなかった」と後述しているように明かな騎乗ミスで、逃げ馬ではない同馬を逃げさせてしまい、14着に大敗させてしまっている。

 つまりG1レースのような大一番になればなるほど、騎手の技量がレースの結果に大きく影響するのだ。

 そこで桜花賞、皐月賞、天皇賞(春)へと続く春のG1シリーズを前に、まずは今週の桜花賞で「信頼できる騎手」「信頼できない騎手」は誰なのか探ってみた。なおデータは最近の勢いと技量を重視し、2014年以前の古いデータはあえて除外した。

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