「ハマりましたね」豪脚一閃!チャンピオンズC(G1)は伏兵サウンドトゥルーが「異次元の末脚」で突き抜ける!武豊騎手とアウォーディーはゴール線前戴冠スルリ……

サウンドトゥルー(JBISサーチ公式サイトより)

 ダート界屈指の豪脚が、ついに届いた。

 4日に中京競馬場で開催されたチャンピオンズC(G1)。G1競走10勝の最多勝記録保持者ホッコータルマエ、前哨戦の武蔵野S(G3)を快勝したタガノトネールの姿が見られないのは残念でならなかったが、ダート界の頂点を決める戦いに中京競馬場へ大観衆が詰めかけた。

 中でも注目を集めていたのは前哨戦のJBCクラシック(G1)で見事新王者に輝いた武豊騎手騎乗のアウォーディー。初のJRA・G1参戦にもかかわらず、単勝2.2倍。堂々の1番人気に支持された。

 2番人気に支持されたのは、堅実な走りが魅力の3歳馬ゴールドドリーム。この秋、大舞台での苦戦が続いている3歳勢だが、ここでも世代交代の期待は大きかったようだ。3番人気には今年G1・3勝の実績を誇るコパノリッキーが続いた。

 すでに阪神では雨が始め、中京も天気の崩れが危ぶまれたが、なんとか曇り空ながらも良馬場で迎えたメインレース。

 2番人気のゴールドドリームが大きく出遅れる波乱のスタート。内からアスカノロマンが出をうかがうが、それをモンドクラッセが交わしてハナに立つ。コパノリッキーも外からすんなりと”定位置”の3番手を確保している。

 一方でアウォーディーは、無理せず先団を見るような位置取り。フェブラリーS(G1)の覇者モーニンも積極的に好位を取りに行き、ノンコノユメは中団、サウンドトゥルーは後方から3番手と、いつもの直線勝負といった構えだった。

 馬群が縦長にこそなっていたが、最初の3ハロンは36.3秒。前が総崩れとなった昨年が35.5秒で飛び出しているので、見た目ほど速い序盤ではなかった。

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