JRA三浦皇成「93度目」のG1挑戦ホープフルS(G1)「話にならない」ランドオブリバティまさかの逸走で「落馬に始まり、落馬に終わった」2020年
まずは年頭の1月5日、中山7レースで巻き込まれる形での落馬負傷。年が明けての初日、わずか5鞍目での悲劇だった。これにより、年始早々から3カ月ほどの休養を強いられている。
さらに復帰後の高松宮記念(G1)では、主戦である川田騎手がドバイワールドC(G1)にチュウワウィザードで参戦予定であったため、有力馬のダノンスマッシュには三浦騎手が騎乗する予定だった。
しかし、直前になって急遽ドバイレーシングクラブが開催中止を発表。ドバイでの競馬開催自体がなくなり、ダノンスマッシュは川田騎手が引き続き騎乗する事となったのだ。
秋になっても、三浦騎手の悪い流れは止まらない。菊花賞(G1)にヴァルコスとのコンビで参戦予定だったが、直前で急性虫垂炎によって無念の乗り替わり。そして極めつけが、今回の落馬事故だ。
なお、JRAの発表によるとランドオブリバティは約1か月間の出走停止、停止期間満了後の平地調教再審査が課せられている。
限られた騎乗期間の中でも78勝を挙げ、関東リーディング3位と、今や押しも押されもせぬトップジョッキーとなった三浦騎手。しかし、未だG1制覇には手が届いておらず、2番人気に支持された今回は胸に期するものがあったハズだ。
三浦騎手の2020年は落馬に始まり、落馬に終わってしまった。