アーモンドアイを下した「世紀の一戦」で復権!? 過去最多「G1・9勝」サンデーレーシング「最強布陣」で来年も安泰か
そして、この世代にはもう一頭の怪物・クロノジェネシスもいた。2歳から活躍はしていたが、完成度やスピードが問われる2、3歳戦では突き抜けた活躍ができずにいた。しかし、古馬となった今年はその素質が開花。牝馬でありながら、有馬記念を勝利しグランプリ春秋連覇を達成した。
サンデーレーシングとしては、そこに新しく加わったのがグレナディアガーズだ。朝日杯FSでは、残り200mで前を交わすとそのまま押し切っての快勝。父のフランケルはデビューから14戦無敗で引退した正真正銘の怪物と、この馬も能力は計り知れない。
グランアレグリア、クロノジェネシス、フィエールマン、グレナディアガーズ――。
これらの「最強布陣」で挑む2021年のサンデーレーシング。一時は他クラブなどに押され気味だったが、これなら暫くは安泰といえそうだ。