JRA武豊、アンカツが「アーモンドアイに勝てる馬」を激白!? 「あの時点では完成していなかった」「アレしかないですね」気になる候補とは……
安藤氏は「キンカメしかいないでしょ」と回答。NHKマイルC(G1)、日本ダービー(G1)で変則2冠を達成したキングカメハメハは3歳秋で引退しており、「あの時点では完成していなかった」「5歳になればもっと強くなるんじゃないか」という見解を示した。そしてレース運びはアーモンドアイの真後ろにつけると語った。
先行力のあるアーモンドアイとキングカメハメハが府中の長い直線でデットヒートを繰り広げたら、いったいどちらに軍配が上がるのか気になるところだ。
そして、武豊騎手は「アレしかないですね」というコメントで笑いを誘うも、「2つあります」と訂正した。
まず1頭目がディープインパクト。自分の競馬に徹して、後方から大外一気の勝負を仕掛けるとプランを明かした。言わずと知れた名馬は国内13戦12勝で、すべてのレースで上がり最速をマークしている。“飛んでいる”と評された走りは、アーモンドアイを豪快に差し切る可能性もあるだろう。
2頭目に指名されたのはキタサンブラックだった。前でうまくペースを作り、相手にも脚を使わせる消耗戦に持ち込むというディープインパクトとは真逆の作戦に勝機を見出したようだ。16年のジャパンCは逃げて2馬身半差の圧勝劇を演じているだけに、アーモンドアイを出し抜くことがあってもおかしくないだろう。
レジェンド2名から3頭の名馬が打倒アーモンドアイ候補として挙げられた。昨年の対談で「アーモンドアイ>ウオッカ、ダイワスカーレット」という話になっていたことを考えれば、「キングカメハメハ」「ディープインパクト」「キタサンブラック」は紛れもなくそれ以上の存在。アーモンドアイもこれらの名馬と同等ということに異論なしのようだ。
もし対決が実現していたら、どのような結果になっていたのだろうか……。