アジア最強モーリス「顕彰馬確実」の声も。ついに踏み入った「頂点」タイキシャトルの領域
もはやモーリスを「マイラー」と称することにも抵抗を感じてしまうレベルのレースぶりだが、「どちらが強かったのか」という野暮なことを語るつもりはないが、全体的な競走成績でいえば、モーリスは長く1つの玉座についていたタイキシャトルの領域に手をかけた、と言えるのではないだろうか。
この2年、最強であり続けたモーリス。年明けの顕彰馬選定では、同じく距離の壁を破壊し活躍したロードカナロアと争うこととなるのだろうか。いずれにせよ、素晴らしい成績を残したモーリスが、今後自らを超える産駒を生み出してくれることを期待してやまない。