「神の領域」モーリスに対し、やまない「史上最強マイラー」の声。そして「ありがとうタイキシャトル」
海外遠征が当たり前とは言えなかった当時、タイキシャトルがフランスのジャック・ル・マロワ賞を制したことは紛れもない大偉業だ。そして、国内でのパフォーマンスも圧倒的だったため、長らくマイル界の王座は彼のものだった。
しかし、ようやくその地位を超える存在が現れたということか。2つの領域でチャンピオンとなったモーリスには、その資格がある。
モーリスの素晴らしさを称えるとともに、多くの日本馬が超えられなかった壁であり続けたタイキシャトルへの畏敬の念を禁じえない。