『ニコ生』のドワンゴが競馬のビッグプロジェクトをぶち上げる!競馬ファンの間で早くも話題の「リアルダービースタリオン」とは
『ニコニコ動画』や『ニコニコ生放送』で有名なIT企業のドワンゴが13日、自社の動画サービスで競馬とネット番組が融合した「リアルダービースタリオン」という新プロジェクトを2017年2月から始動させると発表した。
このリアルダービースタリオンは、ニコニコ生放送を通じてユーザーと共に「実在する本物の競走馬」を育成していくという夢のようなプロジェクト。大ヒットゲーム『ダービースタリオン』の世界観を「現実に再現しよう」というわけだ。
繁殖牝馬のセリに始まり、種付けする種牡馬の選択や産まれた競走馬の命名、レース登録や騎手決定など、ゲーム・ダービースタリオンの中でプレイヤーが行なう作業は様々だ。
一方のリアルダービースタリオンでは、そういった様々な決定をニコニコ生放送のアンケート機能などを利用してユーザーで協議、時にはダビスタ開発者の薗部博之氏を始めとする馬主や調教師といった「プロ」のアドバイスに従いながら進めていくという。
具体的には、まず来年2月に行なわれる繁殖牝馬のセリで基礎となる繁殖牝馬を購入。「どういった繁殖牝馬を購入するのか」は、ユーザーの協議で決定するようだ。なお、プロジェクト全般の予算はドワンゴが出資し、セリの模様もニコニコ生放送でライブ中継されるという。
繁殖牝馬を購入した次は「どの種牡馬と配合するのか」というテーマをユーザーの協議で決定。種付けが行なわれ、翌年に仔馬が産まれれば、今度はその「馬名」が協議されるという流れ。ただし、この馬がデビューするのは、さらにその約3年後となる。
したがって、このリアルダービースタリオンは「かなり長期的なプロジェクト」であることがわかる。