JRA「茨の道」アドマイヤビルゴはなぜ大阪杯(G1)を選んだのか!? 強敵グランアレグリア、コントレイル相手…… 武豊争奪戦のカギはやっぱりあの馬?
「憶測の域を出ませんが、京都記念でのワグネリアンの走りに限界を感じた可能性もありそうです。このレースを前に、同馬の不振が喉鳴りではないかと考えた陣営は、手術に踏み切っていましたが、思うような結果を残せませんでした。不振の原因が能力の衰えだったと判断をしたなら、復活の期待はほぼなくなってしまうでしょう。
それならば、アドマイヤビルゴが春にもう1走を予定していても、レース間隔や距離適性を考えると大阪杯の条件は理に適っているともいえます。陣営としては、一線級と戦わせてみてどれくらいやれるのかを見てみたい気持ちになったのかもしれません」(競馬記者)
出走するからにはおそらく武豊騎手の続投が濃厚と考えられるアドマイヤビルゴ。となるとワグネリアンの鞍上も気になるところだ。
元々同馬の主戦は福永祐一騎手が任されていたが、落馬負傷によって騎乗できなかった18年の神戸新聞杯(G2)では藤岡康太騎手が代打騎乗して見事優勝している。
アドマイヤビルゴの京都新聞杯でも代打騎乗を任された藤岡康騎手に再び白羽の矢が立ってもおかしくはないかもしれない。