JRA新人女性騎手・古川奈穂「“地雷”」を踏んでの戒告処分に戦々恐々!?「フラフラする面が……」土日連勝も残った遺恨、一方の秋山稔樹は騎乗停止に……
最近で有名なのは、やはり昨年の阪急杯(G3)だろう。ゴール後に川田騎手であろう「ユーイチ!」という怒声が無観客の競馬場に響き渡ったことで、ネット上の競馬ファンがザワついた曰くつきのレースだ。
結果的に、川田騎手のフィアーノロマーノの進路を塞いでしまった北村友一騎手は騎乗停止。だが、レース後も川田騎手が北村友騎手を説教、審議に対しても猛抗議したことが「北村友騎手の処分に影響したのでは」と噂になり、関係者も戦々恐々になっていたという。
「他にも、先週の高松宮記念(G1)で3着だったインディチャンプが(2019年の)マイルCSに出走した際、直前で主戦の福永祐一騎手が騎乗停止になるアクシデントがありましたが、あれも被害馬に騎乗していたのが川田騎手でした。
もちろん、相手に非があることですし、川田騎手にしても任された馬で結果を残す責任を背負っている以上、手心を加えるわけにはいかない立場。過去に大きなレースで度重なる不利を受けたことも、今の毅然とした態度に繋がっているのかもしれません」(同)
レース後、「フラフラする面があるから、そのあたりは改善していきたい」と話していた古川奈騎手。まだデビュー間もない新人騎手だけに仕方のない部分はあるかもしれないが、今後の反省に活かしてほしいところだ。