JRA「次走」天皇賞・春(G1)もカレンブーケドールは“指定席”!? ハルウララの父など驚異的な“2着力”を誇る「歴代最強のシルバーコレクター」とは
その名はご存知、オジュウチョウサン。アップトゥデイトは2016年冬の中山大障害でオジュウチョウサンに敗れての2着以降、18年春の中山グランドジャンプまでの春と冬に開催された4度のJ・G1レースすべて、オジュウチョウサンの後塵を拝して、4度のうち3度の2着を記録している。
ただしオジュウチョウサンが出走しなかった2018年冬の中山大障害では1.4倍の圧倒的1番人気に支持されたアップトゥデイト。最終障害で落馬して競走中止となったのは、無念の極みといえるだろう。
カレンブーケドールに話を戻すと、次走は阪神競馬場で開催される天皇賞・春(G1)に向かう予定が発表されたばかり。
馬名の由来は、冠名(カレン)+フランス語で黄金の花束。「勝利の大輪を咲かせてほしい」という願いが込められている。その名のとおり、春の大一番では、2着ではなく勝利の花を咲かせることができるか。
天皇賞・春のゲートが開くまであと1ヶ月。「現役最強のシルバーコレクター」の名を返上する走りに期待したい。