JRA 大阪杯(G1)グランアレグリア、サリオスに「1着」なし!? 実質コントレイル「1強」三つ巴も2頭に迫る不吉なデータ

 これまでの実績からは、これら3頭の三つ巴。だが、過去のデータからはコントレイル1強といえるのかもしれない。大阪杯では過去10年、関東馬の勝ち星はなし。G1となった2017年以降は連対すらないのだ。

■大阪杯での関東馬成績
過去10年【0-2-1-29/32】
17年以降【0-0-1-14/15】

 昨年は3着に関東馬のダノンキングリーが入り一矢報いたが、これも1番人気を裏切ってのもの。過去10年で複勝率は9.4%、G1となってからは僅か6.7%と散々な成績となっている。

 3強の2頭、グランアレグリア、サリオスは関東馬。14年は関東馬の出走自体なかったものの、連対は2012年まで遡らなければならない。勝利はもとより、2着すらも危ぶまれるデータとなっているのだ。

 つまり逆に言えば、近8年は関西馬のワンツー決着。過去10年では、関東馬が3着以内に2頭以上入ったこともない以上、グランアレグリア、サリオスにとっては不吉なデータだといえるだろう。

 これまでの傾向からは、関東馬は来ても1頭。人気となりそうな2頭だが、どちらかが3着以内を外すという可能性は考えておいた方がいいかもしれない。

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