JRAガールズ競輪ならぬ「ガールズ競馬」も夢じゃない!? 藤田菜七子、古川奈穂、永島まなみが勢揃い、春の新潟開催は女の戦場
春の新潟競馬で共演する女性騎手たちは、男性騎手と比較して軽い斤量で出走できることが最大の「売り」だ。平坦なコースも多く、逃げ粘りも多くみられる混戦必至のローカル開催で、少しでも軽い斤量を求める調教師たちにとっては魅力的なはず。新潟開催での女性騎手の共演は、今後も続く可能性は大いにあるだろう。
一方で、先日6日に行われた令和3年度のJRA競馬学校入学式には、1名の女性騎手候補生の姿も見られた。
一昨年の令和元年のJRA競馬学校騎手過程の合格者のなかには、2001年の中山大障害(J・G1)をユウフヨウホウで勝った元騎手の今村康成調教助手の長女・聖奈さんが入学。続く令和2年度の合格者は、8人中3人が女性だったことをふまえると、今後はますます女性騎手が誕生することが予想される。
地方競馬に目を向ければ、全国では10名以上の女性騎手たちがすでに活躍中。また前述したミカエル・ミシェル騎手ら、海外からのJRA参戦も当たり前になってきた。
さらにJRAと地方競馬の交流レースも活発に行われているなかで、地方女性騎手、外国人女性騎手、JRA女性騎手らが騎乗する、フルゲートでの“ガールズ競馬”が開催される日も、そう遠くはないかもしれない。