JRAグランアレグリアVSコントレイル激突再び!? 3歳トップクラスの参戦も濃厚、「超豪華」メンバー集結する秋の天皇賞は大混戦確実か

 何しろ、出走の可能性がある馬の顔触れが、まるで現役最強馬決定戦を思わせるような超豪華メンバーだからだ。

 宝塚記念を圧勝したクロノジェネシスは、凱旋門賞(G1)挑戦のため、参戦しないと考えられるものの、春の大阪杯で直接対決したコントレイルは天皇賞からの復帰を表明済み。

 それ以外でも凱旋門賞参戦を取りやめた大阪杯馬レイパパレを筆頭に、菊花賞(G1)に向かわずに古馬中距離G1を狙う皐月賞馬エフフォーリア、神戸新聞杯(G2)から復帰するダービー馬シャフリヤール、同3着ステラヴェローチェも菊花賞に行くかどうかはわかっていない。

 毎日王冠(G2)に出走予定のNHKマイルC馬シュネルマイスター、グレートマジシャンらも天皇賞を狙う可能性が考えられる。

ダノンキングリー 撮影:Ruriko.I

 そして、安田記念で敗れた相手ダノンキングリーが出走してきても不思議ではない。

 レースとしては間違いなく大きな盛り上がりを見せるだろうが、グランアレグリア陣営にとっては、当初に想定していた以上に過酷な条件となりそうだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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